盗聴器(盗聴)とは
電波を発信するタイプの盗聴器は、機器に届いた音声を電波にして発信します。声を電波として発信すると聞くと、携帯電話や無線機を想像しがちです。
しかし盗聴器は、携帯電話の電波のように長距離を発信することはありません。盗聴器が発信する電波の有効範囲は最も性能が高いものでも、数キロといったものです。
また盗聴器同士で相互に音のやり取りをすることも出来ません。
そしてこの盗聴器の電波を受信するためには、専用の受信機が必要になります。
こういった盗聴器は、相手の会話(情報)を盗聴することが目的なので、密かに見付かりにくい場所に取り付けられています。そのため、盗聴器は隠しやすいように小型の物から、何かに偽装した物が数多くあります。
小型の盗聴器は、ライターほどの大きさで、色んな場所に隠すことが出来ます。また、偽装されているものでは、盗聴器が一般の家庭などで取り付けられることが多いように、部屋の中にあっても別段不思議でない物に偽装されています。
こうした盗聴器を発見するのは大変難しく、専門の発見業者、または探偵へ依頼をして盗聴器を見つけてもらうのが普通です。
しかし、盗聴器対策というのは、盗聴器を仕掛けられないようにする。情報が外部へ洩れないようにするための対策です。
そして、盗聴器の見つけ方を把握しておくことで、怪しいと感じた場所を自分の目で探すことも出来ます。
このサイトは、盗聴器の見つけ方から、盗聴に対抗する対策方法を中心に解説をおこなっていくサイトです。盗聴を未然に防ぎ、自身のプライバシーを守ることが必要な時代になっています。ここでは、防犯対策もかねた盗聴に対抗する手段について学んでください。
万全の盗聴対策とは
自宅から外出先、職場まで、盗聴の脅威はどこにでも潜んでいます。
この盗聴を防ぐための対策は、防犯と同じように、日常の中で行うのが一番です。
例えば、
- 自宅の戸締りをきちんとする
- 家の周りに死角を作らない
- 物を置きっぱなしにしない
などの防犯対策の基本があります。
これらの防犯対策を一つずつ実践することで、盗聴も未然に防ぐことができます。
また、盗聴対策は特別な方法でしか防ぐことができないと勘違いしている人もいますが、決してそんなことはありません。
確かに、盗聴器を発見するためには、探偵などの専門業者に機材を使って調べて貰うほうが、発見する可能性は高いですが、個人で盗聴器が発見できないわけではありません。
このサイトでは、個人で盗聴対策をするための方法から、業者に依頼して調査をしてもらう場合の注意点についても詳しく紹介し、盗聴対策の方法について解説しています。