盗聴器は色んなタイプのものがあるので、タイプ毎の対策が必要です。

盗聴器とひとくちにいいますが、盗聴器には様々な種類が存在します。
盗聴器を大分すると、盗聴器本体が電波を発信して外部へ音声を洩らすものが、電波式。
電波を発信することなく直接音を録音または収集する有線録音式の２つに分類することが出来ます。

一般的に盗聴器発見で見つけることが出来る盗聴器は、電波式のものがほとんどです。この電波式はネット通販などで比較的安価で手に入れることが出来るという点と、設置さえ出来れば、電源が供給される限り、音声を電波で発信し続けることが出来るので、よく使われています。
そのため、盗聴器発見業者でも、ほとんどがこの電波式を発見するための対策を行います。当サイトでも基本はこの電波式を見つけるための方法を紹介していきます。

では、直接音声を集音する有線録音タイプの盗聴器はどうやって防げばいいのでしょうか？

盗聴器対策で、この有線録音タイプの盗聴器へは基本的に対策が不可能とはいいませんが、難しいといわざるをえません。
何故なら、電波式と違い、音声を電波で外部へ流しているわけではないので、基本的に発見方法は機器に頼ることが出来ず、目視で探すしかないからです。

有線録音タイプの盗聴器は発見が難しいですが、盗聴をしようと仕掛ける人間も、取り扱いが難しいといった点、回収の必要があったり、コスト的に高くつくことから、わざわざ使う可能性は低いでしょう。
そのため、実際に有線録音タイプを使って盗聴をしているといった現場を発見するのはほぼありません。

とはいえ、

などであれば、執着や目的によっては使う可能性があります。
有線録音タイプの特長を把握しておき対策を考えておくことは大事です。
盗聴器発見業者も、見つけることが不可能ではないので、気になったら相談してみても良いでしょう。